「英単語の学習が続かない!」
「何度復習しても覚えられない!」
このような悩みを抱えている方はいませんか?
この記事では、私が英語学習の中で使用しているシンプルで効率的な自作単語帳について紹介します!
筆者はTOEIC845点で、英検一級の勉強にもこの学習法を用いています。
自作単語帳を作る前に
今回紹介する自作単語帳は市販の単語帳を学習した後に仕上げとして使うことをお勧めします。
理由としては、この単語帳が自身の苦手な単語のみをまとめたものを想定しているからです。
しかし「単語帳の学習がまだ進んでない」という方でも、長文や練習問題の中で出会ったわからない単語を使って単語帳を作ることができるのでぜひ参考にしてください。
市販の単語帳を使った学習方法
自作単語帳を作る前に、市販の単語帳を効率的に学習する方法について解説します。
学習計画を立てる
1:何ヶ月で単語帳を全て終えるかざっくり計算する
2:一週間での単語数を計算して、範囲ごとに付箋を貼る
3:一週間で指定範囲の単語(200程度)を何周も学習する。
例)2000字の単語帳を6ヶ月(24週間)かけて学習する場合
一周目:200/1週間×10
二周目:200/1週間×10
三周目:500/1週間×4
上記の場合、2000単語全てに目を通した段階で一周として計算しています。
一周目
とにかく単語を目にする回数を増やすことを目標にする。
覚えられない単語に時間をかけすぎず、指定の範囲を何周もする。
大袈裟に言えば、覚えていない単語がほとんどでも大丈夫です!
二周目
一周目よりも早いスピードで進めることを意識する。
二周目はどうしても覚えられないものを例文や類語をチェックしながら覚えていく。
仕上げ
三周目は仕上げとして1単語1秒で答えられるようにする。
時間を計りながら、何分で範囲が終わるかを測っておく。
自作単語帳を作り始める時期としては、二周目以降に進んでいることが望ましいです。
自作単語帳を作って使うステップ
今回紹介する単語帳の一番のポイントはシンプルさです!
続けやすいことを一番の目的としているので、継続的に学習を続けるのが苦手な方はぜひ挑戦してみてください。
必要なもの
・小さめのノート (リングがついてるとGOOD)
・ペン(できれば二色)
単語を書く
学習中の単語帳や長文の中でわからなかった単語をノートに書く。
ポイント
・単語、その下に意味をかく
・一ページに3語ほどでパッと見てわかる大きさ
・単語と意味で別の色を使う
実際に使う
ちょっとした隙間時間にパラパラとめくって眺めるだけでOK。
とにかく時間ができた際に開く癖をつける。
自作単語帳を使うメリット
達成感を味わえる
何かを継続するコツは、小さい達成感を感じることです。
この単語帳では、作る際と使う際のどちらでも達成感を感じやすいことを意識しています。
作る際は、1ページに3単語しか書かないため、どんどんページが埋まり、達成感を感じることができます。
また実際に使う際も、一ページや一周にかかる時間が短いため、サクサク進めることができます。
自作単語帳を作る上で一番大切なのは続けることです。
できる限りシンプルにすることで、心理的ハードルを下げて続けやすくしています。
無駄なく学習できる
売られている単語帳で学習する際、覚えた単語とそうでない単語の区別がつかず、
なかなか勉強が捗らないといった経験はありませんか?
売られているものと違い、自作で単語帳を作ることで自分の苦手な分野だけを集中的に学習することができます。
また、長文や練習問題の中に出てきた単語なども書くため、単語帳に乗っていない苦手分野もカバーすることができます。
こうすることで、自分の苦手分野に特化した最強の単語帳を作ることができるのです。
手軽に学習できる
自作単語帳を作るといっても、実際にすることはわからない単語に出会った時にノートに単語と意味を書くだけです。
そのため、「綺麗にまとめなければいけない!」「ノートにまとめるのに時間がかかる」
といった心理的ハードルをなくすことができます。
作る時も、使う時も手軽に継続的に学習できることもこの単語帳の大きなメリットです。
使うタイミング
上記で隙間時間にひたすら使うと書きましたが、個人的にお勧めのタイミングを二つ紹介します。
夜寝る前
人は寝ている間に記憶の整理をします。暗記科目を寝る前に勉強した方がいいと言われるのはこの理由のためです。
そのため、寝る前に単語帳を開いて数周してから寝るという週間をつけることで、効率的に記憶に定着させることができます。
その際、必死に覚えようとするのではなく、眠くなるための睡眠導入程度に考えておきましょう!
単語も覚えられて、自然と眠くなるので一石二鳥です。
朝起きてすぐ
朝起きてすぐに単語帳を開き、昨晩の復習をすることでより記憶に定着しやすくなります。
また、朝起きて単語帳をペラペラとめくるだけなので、習慣化に対するハードルを下げることができます。
勉強という感覚ではなく、ただ無心にペラペラとめくりましょう。
自然と勉強のスイッチが入っていることに気がつくと思います。
まとめ
この記事では、自作単語帳を使って効率的に単語を学習する方法を紹介しました。
筆者は継続して続けることが苦手なので、できるだけシンプルで続けやすい方法で学習をしています。
なかなか学習が続けられない方や学習がマンネリ化した方は今回の記事を参考にぜひ自作単語帳作りを始めてみてください!