この春からSEとしてのキャリアをスタートする方、内定おめでとうございます!
エンジニアの仕事へのワクワクと不安を同時に感じている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、IT未経験からSIerに入社して一年間働いた経験から、エンジニア一年目にやってよかったことを三つ紹介したいと思います。
不安も大きいと思いますが、キャリアの一歩である一年を充実したものにしましょう!
勉強
なんだ、勉強かと思う方もいるかも知れませんが、「勉強」です。
SEとして働く上で避けて通れないのが技術に対する勉強を継続的に行うことです。
毎年の様に新しい技術が出てくる中で、知識をアップデートしなければ社会や顧客の求めるシステムを作り出すことはできません。
一年目に真剣に勉強するメリット
SEとしてのキャリアをスタートした一年目だからこそ真剣に勉強するメリットがたくさんあります。
一つは、「勉強する習慣がつく」ことです。毎日少しでも勉強することで自己肯定感が上がり、勉強することを前向きに捉えることができるようになります。
また資格取得などの目標に対しても、余裕を持って立ち向かうことができます。
個人的なおすすめは、毎朝始業前に1〜2時間勉強時間を確保することです。
私は朝の学習を継続することで、基本情報技術者、AWS CLF、AWS SAAの三つを無理せず三か月で取得することができました。
二つ目のメリットは「描きたいキャリアが見えてくる」ことです。
SEの中には開発、設計、保守運用など複数の役割があります。
特にIT未経験でSEになった人にとっては自分がどの分野のSEに向いているかを理解するのに時間がかかります。
そのため、ITに関する学習を続けることで自分の興味や適性を最大限活かせる道を見つけることができます。
自分のやりたいことを見つけるためにもぜひ継続的な学習に取り組みましょう。
効果のあった勉強法
ここでは私が実際にSE一年目に行った中で効果のあった勉強法を紹介したいと思います。
ITの勉強というとまず思い浮かぶのが資格ではないでしょうか? 実は資格以外にもおすすめの勉強方法がたくさんあります!
以下は新卒一年目で取り組んだ中で特に効果のあった勉強法です。
特に個人開発やポッドキャストなどはあまりイメージができない方も多いかと思います。
個人的におすすめなのは個人開発です。市場調査、設計、開発、テストまで一人で行うことになるので、ビジネスの全体観を感じることができます。
そして何より目に見えるものを作ることが一番のモチベーションにつながります!
自分はUdemyでモバイルアプリの基礎を学んだ後、実際にアプリを作成しています。
興味のある方はぜひ試してみてください!
自省
次にやって良かったと感じるのは「自省」です。自己理解や自己分析とも言われる言葉です。
就活を経験した人なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
個人的に自己分析は苦手で、就活中も真剣に自分と向き合うことはしてきませんでした。
そこで、私が一年目を通じて定期的に自己分析を行った中で、効果のあった方法を三つ紹介したいと思います。
日報を書くこと
これは毎日業務の終了時に日報を書くというものです。
内容としては以下の様なものです。
毎日8時間、週5日働いていると毎日の業務が定型化し、自分の成長を感じにくくなります。
毎日日報を書くことで、自然と改善する意識が生まれ、行動につながります。
将来的に振り返った際にも、自分の行動が変化したタイミングや成長した要因を理解するのに役立ちます。
毎日5分で大きなメリットを得られるので、自分の業務を理解する一歩としてぜひ日報を書いてみてください。
Youtubeや書籍のワークショップを行う
自己分析といってもさまざまな方法があります。個人的におすすめなのは以下のYoutube動画です。
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この動画では、自己分析のゴールと具体的なステップを解説してくれています。
自己分析の第一歩としてぜひこの動画の通りに自己分析を行ってみてください!
また、動画の中で登場するストレングスファインダーを実際にやってみたのですが、自分の本質的な才能を言語化してくれるので、ぜひ一度試してみてください。
上司、同僚に意見をもらうこと
多くの会社で上司や育成担当者と定期的に会話する機会があると思います。
その際、自分のやりたいことや強みに関して客観的な意見をもらうことで、自分では気づいていない才能に気づくことができるかもしれません。
上司と話すのに緊張する方も多いと思いますが、少しずつ話す機会を増やすことで、職場での心理的安全性も上がり、自分の最大限の力を発揮できると思うので、ぜひ一歩踏み出してみましょう。
キャリアを考える
三つ目にやってよかったことは、キャリアを考える時間を作ったことです。
二つ目の自省にも関わってきますが、自分の強みや特性を活かした職種や会社にいるのが自分の力を最大限に発揮する方法です。
一年目から自分のなりたい姿や選択肢を知っておくことで、勉強や行動の方針が生まれ、自信を持って行動できるようになります。
ゴールから考える
まずは現時点で最終的になりたい姿を想像しましょう。(あくまで現時点なので、何度でも変更できます!)
例)外資系企業でバックエンドエンジニアとして働く
ゴールに対して中期的、短期的な目標を立てる
設定したゴールから逆算して、一年後、半年後、1か月後のように中期から短期の目標を決めましょう。
短期的な目標になるにつれ、より具体的で測定しやすい目標を立てることを意識すると実現の具体的なイメージが掴めます。
現時点でなりたい職種についている人に話を聞く
最後に自分のなりたい姿が明確にイメージできない方の一つの方法として、ぼんやりと興味のある職種についている人に実際に話を聞いてみるというものがあります。
Twitterやブログなどで実際に連絡をとり、話を聞いてみましょう。
個人的に自分から人に連絡を取るのが苦手ですが、僕と一緒に一歩踏み出してみましょう!
まとめ
今回はSE一年目にやっておいてよかったことを三つ紹介しました。
技術面の勉強だけでなく、キャリアについても一年目から考えておくことで、将来の自分を大きく助けることになります。
新しくSEとして働かれる方が充実した生活を送れることを祈っています。